AIスタートアップ向けのアクセラレータープログラム、AI Grantに参加した企業を調べる機会があり、せっかくなのでAirtableでリストにした。
言ってしまうと、Xで話題になってたYC w 24サマリーのAI Grant版。
AI Grant — accelerator for AI startups
第一期にはPerplexity、Cursor 、Replicate、第二期にはPikaやEspresso AI、第三期にはConsensusなどなど、結構良い感じに調達・名前の聞くAIスタートアップをちらほら見かける陣容。
Advisors and speakersもMidjourney,Strip、VercelのCEOなどなど錚々たる面々
リスト
最初はNoteでまとめ始めたが、さすがにキツくなりAirtableにした。
概要は自動生成サマリーで、特徴はまだ未着手。タグ付けもBatch/期以外は一回諦めて放置したままなので更新予定。
Airtable - AI Grant Companies List
気になったサービス
ただ単に個人的に気になったサービス、深い理由はほぼない。
ワイコンと似ており、独自LLMを構築するプレイヤーはほぼおらず、ユースケース絞った、toB向けのアプリケーションレイヤーのプロダクトが多いなーという感想。
Matrices
AIエージェントがリサーチを自動化するAI-native spreadsheetを提供。
以前Xで見かけたので存在は知ってたが、改めて拝見すると、今回のシート形式で管理するリサーチ業務の自動化に便利そうだなーとピュアに感じた。
スプレッドシートのインタフェースでカスタムオートメーション・ワークフローが組めるのは面白い体験。
Browserbase
ヘッドレスブラウザAPI。API経由でPuppeteer、Playwright、Seleniumをの実行ができるサービスのよう。
何となくだが、AIエージェントから呼び出すとブラウザ操作を自動化するワークフローが今より簡単に組めそうで、AI要素はそこなのかなと。
TableyやJina Reader APIのようにAIエージェント向けを想定したAPIも色々出てきそうな雰囲気を感じる。
Virtual Staging AI
AIを利用して部屋の写真を良い感じに生成するためのサービス。
部屋の写真をアップロードするだけで、家具や装飾品を追加した仮想インテリアを作成。
日本でも賃貸物件の写真は大抵家具なしの殺風景な状態だが、家具付きでないと、インテリアが想像できないタイプの人間なので、個人的には家・部屋探しが便利になりそうなサービスで浸透してほしい。
Hume AI
Hume AIは、感情を理解し共感的な応答を生成するAIプラットフォームを提供。
感情に敏感な音声インターフェース(EVI)、音声や顔の表現を解釈するAPIを提供しているよう。
これに関しては単にGPT4-oとどっちがより感情を理解したAIを構築できるのか気になったという一点。
Curio
AI搭載のおもちゃ。宇宙探検家のGrok、ガイド役のGrem、友好的なロボットGabboなど。
子供の頃、友人宅に鎮座してたファービーを思い出したが、もっと流暢に喋ってくれるファービーの誕生ががすぐそこに迫っている。。