他者を巻き込むためのCohen Bradford Influence Model

たまたま知ったCohen Bradford Influence Model

コーエン・ブラッドフォード影響力モデルは、互恵性の法則に基づき、自分に権限のない他者に影響を与える方法を扱っています。

らしい。また互恵性とは、「人々が他人のために(あるいは他人に)行う肯定的・否定的な事柄のすべてが、時間とともに報われると信じること」を指すようだ。勝手に要するにカルマだと理解した。

Cohen Bradford Influence Modelでは、他者に影響を与える方法として具体的には以下のステップを定義している

  • Identify Allies
    • すべての人を味方にできる可能性があると考える
  • Needs
    • 自分が他人から何を求められているかを明確にし、目的と結びつけて、優先順位をつける
  • Understanding
    • 相手が何を望んでいるか、何を必要としているか、相手の状況を理解する。
  • Core Values
    • 以下の要素から自分や味方にとって本当に大切なもの(目標、ニーズ、懸念など)は何かを見極める
      • Inspiration-related factors
        • 自分がしていることに意味を見いだしたいと思っているタイプ
        • それが正しいこと、あるいは大切な大義に何らかの形で貢献するのであれば味方になってくれるもか
      • Task-related factors
        • 資金、人員、リソースなど目の前のタスクや仕事の遂行に関係するもの
        • 物資やリソースが不足している新しい組織や、必要な資金、物資、情報を得るのに苦労している組織やチームでは高く評価される
      • Position-relation Factors
        • 認知度や評判を重視
        • 例えば、相手の努力を公に認めることで、このような認識感覚をアピールすることができる
      • Relationship-Related factors
        • 人間関係を重視する人。チームや同僚と強い関係を築きたいと考えている
        • このような人たちとは個人的なレベルでつながっていると感じられるようにしよう
      • Personal-Related Factors
        • 助けてくれたことに心から感謝する姿勢を見せることでアピールすることができる
        • 手伝ってくれるのであれば、自由に判断してもらうようにして、相手が面倒に感じないように、物事をシンプルに考える
  • Trust & Relationship
    • 信頼関係を築く
  • Exchange Value
    • ギブアンドテイク
    • 相手への敬意、共感、理解、感謝を示しながら、価値を交換する

上記行動ステップに沿って行動することで、他者に影響を与えられるとCohen Bradford Influence Modelでは定義している。
またCohen Bradford Influence Modelの要約で以下のようにまとめてる記事があったが、個人的には結構しっくりきている。

「組織内の人間関係は貸し借りである」

言葉は悪いが日頃から貸しを作ってくのが結果として自分に返ってくる(かもしれない)

詳しくは影響力の法則―現代組織を生き抜くバイブルに。
まだ自分も読んでないので読みたい。

参考