一人暮らしを辞め、ソーシャルアパートメントなるものに引っ越してみて

一人暮らしを辞めて、ソーシャルアパートメントなるものに引っ越した。
今思えば一人暮らし歴も5年近くになっていてそれなりの長さだし、自分自身一人の時間が好き && 大事なタイプだと思っていたので、一人暮らしを辞めることは選択肢になく、実際に友人がソーシャルアパートメントに住んでいて何度も話は聞いていたが、全く関心を持つことはなかった。
ただ端的にいうとコロナやリモートワークに移行した事で少し心境に変化があり、人生の経験として引っ越してみたが、これが意外と過ごしやすく今ではかなり気にいっている。

ソーシャルアパートメントとは

ソーシャルアパートメントと検索して一番上に出てきたサイトの説明から引用。
自分が誰かに説明する際には、マンション丸ごとシェアハウスっていう説明したりしてる。

ソーシャルアパートメントとは、「鍵付きの一人暮らし部屋」+「ラウンジなど充実した共用部」で作られた賃貸マンションです。一人暮らしのような生活と、ラウンジでの交流の両方を楽しめるコンセプトです。
from https://www.sharing-economy-pro.com/?p=355

なぜ

一番のきっかけは最初に述べた通り、コロナとリモートワークへの移行による心境の変化。
元々は仕事が終わったら、真っ先に家に帰って一人でゆっくりしたいと思うタイプだったが、コロナで休みの日に外出する事も減り、かつ平日もリモートワークしていると流石に一人での時間や家での時間が過剰に感じるようになった。
コロナ初期には、堂々と引きこもれる事に嬉々としていたが、1年を経過する頃には流石に考えも変わる。
現在の職場ではコロナ以降もリモートワーク、正確にはハイブリッド式にしていく方針で、職場でのリアルな交流も減っていくのが見えており、流石に人と話す機会を増やしたいと思うようになった。

そして自宅がリモートワークに適した環境ではないのも要因の一つ。
前の物件は1DKながら、そこそこ広めの物件で、最寄りエリアも渋谷から二駅と交通の便も良く、かなり気に入っていたが、それでもリモートワークを前提に考えると少し狭さを感じるようになった。
個人的には在宅勤務を快適にやるためには1LDK欲しいと考えていたが、都内でそれらの物件に住む家賃を払うのは抵抗があり、地元へのUターンも検討したが、地元にはオフィスはなく、会社としても完全リモートよりはハイブリットの方針のため、現時点だと動きづらい。またコロナ明けた後に、現職問わずどれだけの会社が、どのようなワークスタイル(オフィス、リモートワーク、ハイブリッド)に落ち着くかも想像がつかず、一旦地元に帰るのは様子見することにした。
そんなこんなで色々と考えていたが、ふとソーシャルアパートメントの存在を思い出し、色々と整理し悪くなさそうだなと思い立ってからは、ほぼ即決で入居を決めた。

どう

約1ヶ月ほど住んでみたが、とりあえず人とのリアルでの交流がある生活がもはや新鮮。
前までは油断すると一日中ベッドでだらだら休みを過ごすことも少なくなかったが、今の物件ではそういうこともなくなった。お昼でも夜でも共有スペースに誰か居て、話をする事が出来るのは良いものだなと実感するし、良い気分転換になる。

ソーシャルアパートメントに引っ越しても自分の部屋に結局引きこもるのでは?と当初は思っていたが、単純にいわゆる共有部の割合が多い、シャワーやラウンジ、キッチンも共用なので、自然と部屋の中だけで出来る事が少なく、それがかえっていい方向に向かっている。

ラウンジで夜中まで毎日過ごさず、作業スペースを使うだけでも十分活用してると言えるし、本当に交流大好きって人以外でも、そこそこ程度にでも交流する意思・気持ちがあれば十分満足出来る気がしている。
なんせ入居者の人数もそれなりにいるので、シェアハウスやルームシェアほどの濃く、狭い関係になるわけでもない。実際に忙しい時は最低限しか共有スペースを利用しなかったりもするが、その辺の気楽さも自分にはちょうどいい。

加えて作業スペースやMTGブースがあるのはリモートワーカーには嬉しい。基本は自室で仕事をしているが同じ場所でずっと作業をしているのと比べると、気分転換に前述のスペースを使えることはかなりありがたい。しかも同じ建物内なので移動の手間もない。

後はバルミューダのトースターやコーヒーマシンから、パスタマシンまでキッチン用品が充実しており、この辺りのクオリティが以前と比べて大幅に向上したのも嬉しい。おかげでたまにではあるが、朝にスムージーを作ったりするようになった。

微妙な所

とはいえ微妙な所や一人暮らしに方が良い点もある。例えば

  • プライバシー、騒音
    • 一人暮らしと比べるとどうしても限度がある
  • 部屋が狭い
    • 今の物件は割と自室が狭い。良い断捨離の機会になったと思うようにしているが、何年も今の部屋に住むのは多分耐えられない
  • 浴槽、洗濯機の利用待ち
    • この二つに限らないが何かの利用待ちが発生することはなくはない

まとめ

自室だけで見ると狭くなったが、共用スペースも加味すると妥協の範囲内で、家賃も下がったし、交通の便もリモートワーク前提なら悪くない。
今後もソーシャルアパートメントにずっと住むかと言われるとわからないし、向き不向きはあるだろうが、1,2年住んでみるには面白い経験で、その分には自信を持って薦めることが出来る。